2010年3月26日金曜日

仮想ディスクの拡張が1TB以上は出来ない

ESX 3.5で、VI Clientからvmdkを1TB以上に拡張しようとすると、エラーが出て拡張できません。
以下のKBでは、VMFSの場合が書かれていますが、NFSでも同様です。
この問題はESX 4.0で修正しているようです。

kb.vmware.com/kb/1008528

ESX 3.5で1TB以上に拡張したい場合のワークアラウンドとしては、以下の通り。
① 仮想マシンを停止

② VI Clientで対象の仮想マシンを「インベントリから削除」
※「ディスクから削除」をしてしまうとデータが全部消えるので、気をつけること。
※インベントリから削除しないと、古い値がVI Clientに表示されるようです。

③ ESXのコンソールで、vmkfstoolsコマンドで、仮想ディスクを拡張。
たとえば1TBの仮想ディスク(test.vmdk)に100GBの容量を追加する場合は、以下の様に実行。
vmkfstoos -X 1100g /vmfs/volumes/Storage1/test/test.vmdk
※ディスクサイズはディスクに追加するサイズではなく新しいサイズ全体を定義します。
※ test-flat.vmdkではなくtest.vmdkを指定します。
※ディスクのサイズは、GB(g)、MB(m)、KB(k)で指定することが出来ます。

④ VI Clientで再度仮想マシンをインベントリに追加

以上です。

0 件のコメント:

コメントを投稿