2012年8月16日木曜日

ESXi 5.0インストール時のBIOSの注意点

ESXi 5.0インストール時のBIOSの注意点です。

BIOSのハードウェアクロックはUTCにしておくこと。
http://pubs.vmware.com/vsphere-50/topic/com.vmware.ICbase/PDF/vsphere-esxi-vcenter-server-50-installation-setup-guide.pdf

後は、インストール後のUEFI、BIOSの変更はしない方が良いみたいですね。
http://kb.vmware.com/kb/2005099

VMware Workstation 8上のESXiにNIC追加

VMware Workstation 8上の共有VMの仮想マシンにESXiをインストールしました。
その後、ESXiにNICを足したのですが、NICを認識しません。

ESXiの仮想マシンのvmxファイルを開き、以下の行を追加して再起動をすると、
新しいNICを認識しました。
「ethernet1.virtualDev = "e1000"」

ethernet1の仮想デバイスのタイプがe1000だと教える必要があるみたいです。

あと、注意点としては、以下の変な?現象もあった。
理由までは調査してないです。

①共有VMでないESXiの仮想マシンの場合、NICを追加すると、
  デフォルトで、「e1000」だった。

②ESXiを共有VMにしていたが、追加NICを一度NATに設定すると、
   ホストオンリーに設定できない。
   共有VMから外れると、ホストオンリーに設定できる。

③ESXiを共有VMから外して、再度起動すると、追加NICがまた見えなくなる。
  vmxをみると、
 「ethernet1.virtualDev = "vlance"」
  に変更されていた。
 しょうがないので、e1000に直しました。


 

2012年6月25日月曜日

仮想マシンとそのファイル名の変更方法

http://kb.vmware.com/kb/1029513

仮想マシン名とそのファイルの名前の変更を方法を紹介する。

vSphere Clientから仮想マシン名を変更しても、インベントリ上の名前が変更されただけで、
実際の仮想マシンのファイル名はそのままである。

仮想マシンのファイル名は、コールドマイグレーション等のディスクのマイグレーションの実施や、
手動でのコマンド実行で変更できる。
もう一つは、変更したい名前のクローンを作成して、クローン作成後に元の仮想マシンを
削除する方法もある。

Storage vMotionを使用した仮想マシンの名前変更

仮想マシンファイルはStorage vMotionの実施でダウンタイム無しで実施可能。

Note:vSphere 5ではファイル名の変更を行わない。仮想マシンのフォルダ名のみ変更する。
これは、Storage DRS機能をサポートする為である。以下のリンクを参照。
※このリンク先では、今後のリリースで修正する予定と書いている。
※vCenter 5+ESX/ESXi 4.xの環境でも同様にフォルダ名の変更のみ。
  vCenterが4でないとダメ。

ESX/ESXi 3.5もしくは4.xでは、以下の通り実施。
1.vSphere Clientにログインして、仮想マシンを右クリックして、名前の変更をクリック
2.Storage vMotionもしくはoffline Storage Migrationを実施する。
 (offline Storage Migrationって何だ?cold Storage Migrationと違うのか?

Note:ソースとディストネーションのデータストアを同じものを使用しないこと。

Cold Storage vMotionを使用した仮想マシンの名前変更

仮想マシンのインベントリ名を変更した後に、Cold Migrationを実施するだけで終了。
※この方法でも、vSphere5ではフォルダ名の変更しかされない。
※この方法でも、ソースとディストネーションのデータストアが同じ場合はダメ。

コンソールから仮想マシンのファイル名を変更

注意:以下を実施する前にバックアップを取得して、仮想マシンが停止していること。
    スナップショットがないことを確認すること。

1.vSphere Clientのインベントリから仮想マシンを削除する。
2.仮想ディスクのファイル名を以下のコマンドで変更する。
# vmkfstools -E "originalname.vmdk" "newname.vmdk"


3.vmxファイル名を以下のコマンドでコピーする。
# cp "originalname.vmx" "newname.vmx"

4.vmxファイルをvi等で開き編集する。最低限以下の箇所を変更する。
nvram = "newname.nvram"
displayName = "newname"
extendedConfigFile = "newname.vmxf"
scsi0:0.fileName = "newname.vmdk"
migrate.hostlog = "./
newname-UUID.hlog"
scsi0:1.fileName = "newname_1.vmdk"
scsi0:2.fileName = "newname_2.vmdk"
sched.swap.derivedName = "/vmfs/volumes/DatastoreUUID/newname/newname-UUID.vswp

5.その他vmx内で元のフォルダ名、ファイル名が使用されている箇所を変更し、
 ファイルを保存する。

6.vmxファイル以外のファイル名を変更する。以下、例。
# mv "originalname.nvram" "newname.nvram"

7.仮想マシンフォルダ名を変更する。
# cd ..
# mv "originalname" "newname"

8.vSphere Clientのデータストアブラウザから、新しいvmxファイルを選択して、
 インベントリに追加する。もしくは、以下のコマンドを実行する。
 # vmware-cmd -s register "/vmfs/volumes/DatastoreName/newname/newname.vmx"

9.仮想マシンを起動する。

10.仮想マシンのサマリータブで、質問が出るので、"I moved it"を選択する。
  
警告:"I copied it"を選択すると仮想マシンのUUIDやMACアドレスを変更してしまうので、
もしかしたら問題が発生するかもしれない。

11.元のvmxファイルを削除する。


2012年6月20日水曜日

New Articles Published for Week Ending 6/9/12

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2012年6月18日月曜日

ESXiでのcron設定方法

http://kb.vmware.com/kb/1033346

ESXiでもcronが設定出来るらしい。

2012年6月13日水曜日

ESX/ESXiでサポートされているUSBデバイスと接続方法

ESX/ESXiでサポートされたUSBデバイス
http://kb.vmware.com/kb/1021345

ESX/ESXiでUSBデバイスを接続する時の制限と接続方法
http://kb.vmware.com/kb/1022290

ESXiのSSHを有効にすると、サマリタブに警告が表示

http://kb.vmware.com/kb/2007922


ESXiの4.1もしくは5.0で、SSH、ESXi Shell(以前はTechsupport modeと呼ばれてたもの)を、
有効にするとサマリタブに以下の警告が表示される。

「ESXi shell for the host has been enabled
SSH for the host has been enabled」


[解決方法]
1.構成タブをクリック
2.ソフトウェアの中の詳細設定をクリック.
3.UserVarsをクリック
4.[UserVars.SuppressShellWarning]を1」に設定する。
※このパラメタは、ESXi 4.1 update2とESXi 5.0にある。


New Articles Published for Week Ending 6/2/12

VMware ESXi

Booting a virtual machine restored from Symantec Netbackup fails with the error: No operating system found

・Symantec Netbackupでリストアした仮想マシンが起動しない。その時以下のエラーがでる。
No operating system found
・その仮想ディスクを他の仮想マシンに接続して、ディスクの管理(diskmgmt.msc)の画面で
  確認すると、ディスクは初期化されておら未割りあてになっている。
・クリーンインストールをしても、この問題は続く。

[原因]
リストア時のデータ転送の問題。

[解決方法]
転送方法をsanからnbdに変更する。

VMware vCenter Server

Cannot move a Datastore Cluster from one object to another within the vCenter Server inventory

・データストアおよびデータストアクラスターの画面で、データストアクラスターをフォルダへ、
もしくはフォルダから移動させようとすると、以下の様なエラーが出る。
The specified folder does not support this operation」

[解決方法]
これは、vSphere Clientの既知の問題。
直すには、データストアクラスタを一度削除して、自分が作成したい場所で再作成。

New Articles Published for Week Ending 5/26/12

VMware ESXi

Adding an ESXi 5.0 host to vCenter Server 5.0 fails with the error: A general system error occurred

・ESXi 5.0ホストをvCenter 5.0に追加できない。以下の様なエラーが出る。
Timed waiting for vpxa to start
・vpxd.logにもエラーが出ている。※詳細はKB参照。

[原因]
対象ホスト上に32個以上のスナップショットを持った仮想マシンがいるため、
エラーになる。

[解決方法]
ワークアラウンドとしては、仮想マシンのスナップショットを削除する。

または、対象のホストの/etc/vmware/vpxa/vpxa.cfgファイルを編集し、
ThreadStackSizeKb」の値を1024にする。
※デフォルトは、128。

Cloning a virtual machine from a template fails when the destination datastore is a Storage DRS POD

テンプレートからクローンする場合、クローン先がStorage DRSのPOD(pools of database)だと、
以下の様なエラーが出る。
A specified parameter was not correct. StoragePlacementSpec.podSelectionSpec.initialVmConfig[].disk[].diskId Error Stack Call "StorageResourceManager.RecommendDatastores" for object "StorageResourceManager" on vCenter Server "" failed.

[解決方法]
VMwareはこれを問題だと認識している。
ワークアラウンドとしては、Storage DRSを無効にして、クローン。
クローン後、Storage DRSを再度有効にする。

Changing the value of the KeepAliveTO parameter for Qlogic iSCSI HBAs in ESX/ESXi hosts

Qlogicのハードウェア独立型HBAの「KeepAliveTO」の値を、iscliコマンドで変更しようとすると、
HBAに反映されずデフォルト値の「14」のままになる。

[解決方法]
ka_timeoutの値を大きくすれば、変更できるらしい。
なんでかよく分かりません。

VMware vCenter Server

The Storage service is not initialized when clicking storage views with SQL Mirror configuration


・SQL Mirror構成のDBを使っているvCenterサーバで、「storage view」が表示されない。
Performance Chart fails after changing the default port on the SQL Server (1035561)
参照して、「C:\ProgramData\VMware\VMware  
 VirtualCenter\vcdb.properties」を変更している。
・vCenterサーバはDBに接続可能で、「VirtualCenter Server Service」も正常に動いている。

[原因]
SQL Mirror構成で動いているのが原因。


[解決方法]
(VMware VirtualCenter Management Webservicesが利用している)JDBCドライバを、
(SQL Mirrorがサポートしている)3.0以上にアップグレードする。

※ちなみに、vCenter ServerはODBCを利用しているので問題は起きない。
以下のサイトを参照。
Performance Data Overview shows the error: Perf Charts service experienced an internal error (1024885).


対象DBがデフォルトのインスタンスの場合は、TCP1433でリスニングしていることを確認。
それ以外の場合は、SQL Browser Serviceが動いていて、TCP 1434でリスニングしていることを
確認。あとサーバB(ミラー先?)で、hiddenインスタンスになっていないことを確認。


「C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\vcdb.properties」の
内容を書き換える。詳細はKBを参照。



Host and virtual machine status is not accurately reflected in the vSphere Web Client

vSphere ClientやvSphere Web Clientである仮想マシンやホストの状態(パワーオフ、オン等)を
変更しても、(他のユーザの端末の)vSphere Web Clientでは変更が反映されない。
vSpher Clientではきちんと変更が反映される。

[解決方法]
vSphere Web Clientは自動的に画面をリフレシュしないのが問題。
vSphere Web Clientでリフレッシュするには、画面トップの矢印の円をクリック。


VMware vCenter Site Recovery Manager

Site Recovery Manager test failover/failover tasks fail when using virtual machines with RDM disks

RDMがマッピングされている仮想マシンのテストフェイルオーバやフェイルオーバを実施すると、
ストレージの構成の段階で失敗する。



これは、SRM 5.0、5.0.1の既知の問題。


IP Customization fails during a failover or test failover of a recovery plan in vCenter Site Recovery Manager

・テストフェイルオーバやフェイルオーバを実施すると、IPの変更で失敗する。
・履歴タブには、以下の様なエラーが出る。
Error - Cannot complete customization, possibly due to a  
 scripting runtime error or invalid script parameters (Error 
 code: -1). IP settings may have been partially applied.
・仮想マシンは停止されて、ネットワークインターフェースが外れている。
・リカバリープランはエラーが出たまま、終了する。
・仮想マシンがWindowsでもLinuxでも発生する。



[原因]
%TEMPやテンポラリフォルダのデフォルト値を変更して、そのフォルダが実際にない場合に、
発生する。
例えば、Windowsの%TEMPをC:\windows\tempからC:\tempに変更し、実際にC:\tempが
存在しない場合、IPの変更は失敗する。


[解決方法]
きちんとフォルダが存在するか確認する。



Installing vCenter Site Recovery Manager using a custom SSL certificate fails with the error: Failed to validate certificate. Details: the certificate file contains unsupported PKCS#12 content

カスタムで作成したSSL証明書を使って、Site Recovery Managerがインストール出来ない。
以下のようなエラーが出る。
Failed to validate certificate. Details: the certificate file contains unsupported PKCS#12 content

[原因]
SSL証明書中に、複数の証明書が含まれている。
一つのSSL証明書の中に複数の証明書が含まれるのはサポートされない。

[解決方法]
証明書をひとつだけにする。
※証明書が一つかどうかの確認方法は、KBを参照。

vSphere Clientを強制的に英語モードで起動

http://kb.vmware.com/kb/1016403

vpxclient.exeに「-locale en_US」オプションをつけて起動する。
以下、例。

"C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\Launcher\VpxClient.exe" -locale en_US

2012年6月11日月曜日

New Articles Published for Week Ending 5/19/12

VMware ESX

Windows guest operating system exhibits performance issues due to high memory usage by the PFN database

・WindowsのゲストOSにhot addするとcpuの使用率が高いとリポートされている。
・WindowsのゲストOSでPFN Databaseによるメモリの使用率が高いという、
パフォーマンスの問題が表示されている。
・esxtopでは、この問題を検知することが出来ない。
・hot add memoryをした仮想マシンだけで問題が発生する。

[原因]
hot add memoryを実施した仮想マシンのOSは、PFN Databaseの中で、
かなり多くのカーネルメモリ領域を利用してしまう。
(なぜなら、)Windows OSは動的にPFN(Page Frame Number)の割り当てを行えないからである。
(※OSを再起動すれば、PFNの割り当てが出来る。)

(つまり、)hot add memoryを実施した時、新しいメモリ領域を仮想マシンが使えるように
するために、dynamic PFN Database機能が必要となる場合があるが、
Windows OSではそれを実施することが出来ない。(そのため、CPUの使用率が上がってしまう?)

VMwareはhot add memoryが出来る制限値を設けている。
デフォルトでは、割り当てた仮想マシンの16倍になっている。

(こんな感じらしいが、PFN Databeseをきちんと理解していないので、良くわかりません。)

[解決方法]
hot add memoryを使いたいが、現在割り当てているメモリの16倍まで大きくさせたくない場合は、
制限することが可能。
仮想マシンの設定(memory.maxgrow)で、2から16の間の範囲で設定可能。

When using an EMC array with the VMW_SATP_ALUA_CX SATP, the Path Selection plugin is incorrectly set to VMW_PSP_FIXED_AP

EMCのストレージで、VMW_SATP_ALUA_CXのSATPを利用すると、
デフォルトのPSPが、「VMW_PSP_FIXED_AP」になる。
このストレージで認定されたPSPである「VMW_PSP_FIXED」が自動的に選択されない。
vmkenelやmessagesには、以下のエラーがでる。
WARNING: VMW_SATP_CX: satp_cx_setDeviceConfig: Invalid config parameter: VMW_SATP_ALUA_CX


[原因]
これは、ESX/ESXi 4.1で発生する。


[解決方法]
esxcliコマンドを利用して、satpとpspの正しい定義を行う。
詳細はKBのページを参照。


Determining if there have been failed login attempts to vCenter Server or ESX/ESXi hosts

vCenterやESX/ESXiへのログイン失敗のログ出力方法



VMware vCenter Server

Linked Mode Configuration fails with LDAP special characters in vCenter Server computer name

vCenterでリンクモードをを構成しようとすると、以下の様なエラーが出る。
Error: 28039. Setup cannot join vCenter Server to the linked mode group.

[原因]
LDAPではホスト名に英数字、ハイフン(-)のみが使用可能だが、それ以外の文字列が、
含まれている場合、この問題が発生する。

[解決方法]
ホスト名を英数字、ハイフン(-)のみのものに変更する。
以下の点も忘れないように。
・DNSを変更する。
VirtualCenter.InstanceName.を変更する。
・Service Statusのメッセージが緑色なのを確認する。もし緑色でない場合は、以下を確認。


Attempting to test Fault Tolerance fails with the error: vCenter cannot start the secondary VM. Reason: Cannot complete login to secondary host

http://kb.vmware.com/kb/2003823
fault Toleranceのテストが出来ない。以下の様なエラーが出力される。
vCenter cannot start the secondary VM. Reason: Cannot complete login to secondary host.

[原因]
proxy.xmlを変更したのが、問題。

[解決方法]
proxy.xmlをデフォルトの状態に戻す。


Virtual Machine clone and cold migration fails at 99%: A general system error occurred: Configuration information is inaccessible

vCenter 5、ESX/ESXi 4.xの環境で、storage vmotionやcold migrationといったストレージの操作を
実施すると、以下の様なエラーが出る。
Cannot clone [VM name]: A general system error occurred: Configuration information is inaccessible.

[原因]
以下のような状況の場合は、このKBに該当する。
・CBTを有効にしたIDEディスクを持った仮想マシンをESX/ESXi 4.xにクローンするとエラーになる。
・CBTを有効にしたIDEディスクを持った仮想マシンをESX/ESXi 4.xからESX 5.0にクローンすると、
成功する。
・SCSIディスクを持った仮想マシンのクローンは成功する。

[解決方法]
ESX/ESXiを4.xから5.0にアップグレード出来ない場合は、
仮想マシンを停止して、構成パラメータの以下の値を「False」にする。
ide0:0.ctkEnabled = "TRUE"
ctkEnabled = "TRUE"
注意:CBTを使っているバックアップに影響があるかもしれない。

vCenter Server Inventory service fails to start after upgrading to vCenter Server 5.0 Update 1

vCenter 5.0 Update1にアップグレードした後に、インベントリサービスが起動しない。

[原因]
アップグレード途中にインベントリサービスが起動していると、ds.jarファイルにロックがかかり、
正しくアップグレードが出来ない。

[解決方法]
以下のどちらかを実施。
・KBにリンクが張られているds.jarファイルに置き換える。
・再度インストールをする。

Upgrading VMware Update Manager to version 5.0 Update 1 fails while updating SQL Express instance

Update Managerを5.0 update1にアップグレードしようとすると、SQL Expressのアップグレードの
箇所で、エラーになる。
SQL Server Expressのバージョンは、10.50.2500.0。
※バージョンは、SQL Management studioで確認することが可能。

[原因]
レジストリの中に書かれたSQL Expressのバージョン情報が間違っていて、
SQL Expressを再度アップグレードしようとするの為、このエラーが発生する。

[解決方法]
レジストリを正しい情報に設定する。

Cannot clone virtual machines across hosts in different clusters

クラスタを跨いだクローンに失敗する。
以下の様なエラーがでる。
Network interface 'Network adapter #' uses network 'port group name', which is not accessible

[原因]
ポートグループ名の相違の問題。
同じポートグループ名にする必要がある。

[解決方法]
クローン元のホストとクローン先のホストで、ポートグループ名を合わせる。

Hosts randomly disconnect from vCenter server after being reconnected

・ホストがvCenterからランダムに切断する現象がでる。
・ホストが切断した後、 C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\Logs\vpxd.logに、以下の様なログが出る。
[2012-05-07 05:31:22.827 F5725B90 error 'App'] SSLStreamImpl::BIORead (5F3A2F68) timed out
[2012-05-07 05:31:22.827 F5725B90 error 'App'] SSLStreamImpl::DoServerHandshake (5F3A2F68) SSL_accept failed with BIO Error
[2012-05-07 05:31:22.828 F5725B90 warning 'Proxysvc'] SSL Handshake timedout for stream 10.80.185.231, blacklisting it for 3000 ms」

・EVENT ID 8のログがvCenterのイベントログに表示される。

[原因]
vCenterで「ルート証明書の更新」を有効にして、vCenterがインターネット上の、
Windows Update Serverにアクセス出来ないと発生する。

[解決方法]
インターネットにアクセス出来るようにするか。
「ルート証明書の更新」を無効にする。

The vCenter Inventory service fails to start after installing custom certificates

デフォルトのvCenter 5.0の証明書をカスタムのものに変更した後に、
インベントリサービスが起動しなくなる。

[原因]
証明書のパスワードを設定する時に、「testpassword」と入力しなかったのが問題。

[解決方法]
testpasswordで証明書を作り直して、正しいフォルダに新しい証明書ファイルを置く。


Storage DRS is unable to create thin provisioned disks if the disk size is larger than the datastore size

http://kb.vmware.com/kb/2017605
・SDRSクラスタにシンプロビジョニングのディスクを持った仮想マシンを作成もしくは移行する。
・その仮想ディスクの割り当てサイズは、SDRSの中のどのデータストアよりも大きい。
・上記2つの状況の場合、以下のエラーが発生する。
「Insufficient Disk Space on Datastore X/Y/Z/etc for all datastores in the cluster」


・vCenter 5.0では、データストアの残量よりも大きいシンプロビジョニングの仮想ディスクは、
作成出来ない。


[解決方法]
これは、vCenter 5.0の既知の問題。
ワークアラウンドとしては、以下のうちどれかを実施する。


①vmkfstoosを利用する。


②vSphere clientからESXiに直接接続して、仮想ディスクを作成する。
 Note:仮想マシンもしくは仮想ディスクがSDRSデータストアのサイズを超えないこと。
 ↑これってワークアラウンドになってない気がするが。。。


③SRDSを一度無効にして、仮想ディスクを作成して、SDRSを再度有効。
 あまりVMwareは推奨しない方法。


VMware vCenter Update Manager


Scanning, staging, or remediating a host using vCenter Update Manager fails with the error: The host returns esxupdate error codes: 5

http://kb.vmware.com/kb/2020404
・ESX/ESXiホストに対して、スキャン、ステージング、修正が出来ない。
・以下の様なエラーが出る。
The host returns esxupdate error codes: 5. Check the Update Manager log files and esxupdate log files for more details.
・Update Managerにインポートされたパッチは、以前のパッチを同じIDを持っている。


[原因]
同じIDのパッチをUpdate Managerにインポートすると発生する。


[解決方法]
Update Managerを止めて、DBを直接書き換える。
詳細はKBを参照。



2012年6月7日木曜日

New Articles Published for Week Ending 5/12/12

VMware ESX

CentOS and Red Hat 5.5 kernel panic on boot after install on AMD Opteron 6000-series based ESX/ESXi hosts

http://kb.vmware.com/kb/1033205

AMD Opteron 6000-seriesのCPUのESX/ESXiホストに、CentOSまたはRed hat LinuxのゲストOSをインストールすると、ゲストOSでカーネルパニックが発生する。
これは、VMwareの問題ではない。
カーネルにkernel-2.6.18-194.3.1.el5 (available from Red Hat) もしくはそれ以降を利用すること。
詳細な情報は、Red hatのページを参照 37935.

The esxupdate query command does not list the correct bulletins after performing an update

http://kb.vmware.com/kb/2002854

esxupdateコマンドでアップグレードしようとすると、既にそbulletinsはインストールされていると表示される。ただし、bulletinsは実際には適用されていて、vmware -vコマンドでは、build番号は上がっている。esxupdate queryコマンドでは、適用されているbulletinsがきちんと表示されない。


[原因]
ESXのサービスコンソールのディスク容量がないために発生。


[解決方法]
今後は、十分な容量があることを確認すること。


全てのbulletinsがきちんとインストールされているけど、esxupdate queryコマンドの表示がおかしい場合は、
以下の方法を実施。


1.以下のファイルをcpコマンドでバックアップ
/etc/vmware/esxupdate/bulletins.zip
/etc/vmware/esxupdate/vibs.xml

2.以下のコマンドで、vib.xmlを再作成
esxupdate syncdb

3.bulletins.zipファイルを作成するために、以下のコマンドを実行
esxupdate --bundle=/var/tmp//esx4.0-4.1u1/upgrade-from-esx4.0-to-4.1-update01-348481.zip update
※アップグレードのファイルは各環境で違うかも


4.esxupdate queryコマンドで確認

5. 1で作成したバックアップファイルを削除

Starting the ESXi host fails at the SYSLINUX prompt

http://kb.vmware.com/kb/2017755

ESXiが起動しない。
SYSLINUXプロンプトが表示しようとするところで、落ちる。
以下のエラーがでる。
「SYSLINUX 3.86 EBIOS」

[解決方法]
これはブートプロセスの間に、スタックキー(stuck key)が押されると発生する。
起動中に[Shift]+[Alt]キーを押したり、[Caps Lock]や[Scroll Lock]が有効だったりすると、
SYSLINUXのプロンプトで停止する。
これは仕様ではあるが、キーボードやマウスに問題がある時に発生する場合がある。

[回避方法]
止まっている画面で、[Enter]キーを押す。


VMware ESXi

Adding autodeployed ESX 5.0 hosts running on Cisco UCS to vCenter Server fail with the error: com.vmware.vim.vc.license.error.licenseExpired


http://kb.vmware.com/kb/2012607

Cisco UCS上にauto deployしたESXiをvCenterに追加できない。
タスク&イヴェントには、以下のエラーが表示される。
License not available to perform the operation.

[原因]
Cisco UCSサーバに設定されている誤った日付が原因。

[解決方法]
以下のコマンドを使ってESXiの時刻を確認する。
# date
# hwclock


もし時刻が狂っていたら、修正してvCenter Serverのインヴェントリに追加する。


Opening a console to a virtual machine fails with the error: Unable to connect to the MKS: Console access to the virtual machine cannot be granted since the connection limit of 0 has been reached

http://kb.vmware.com/kb/2015407

仮想マシンのコンソールを開くと、黒いコンソール画面が表示され、以下のメッセージがコンソール画面の上の方に表示される。
「Unable to connect to the MKS: Console access to the virtual machine cannot be granted since the connection limit of 0 has been reached.」

[原因]
vSphere web Clientで設定した、同時コンソール接続数のリミットに引っかかっている。

[解決方法]
1.vSphere web Clientにアクセスする。
https://vcenter_server_name:9443/vsphere-client


2.対象の仮想マシンを選択して、[構成]→[設定の編集]をクリック


3.[仮想マシン オプション]をクリック


4.[VMwareリモートコンソールのオプション]を選択し、[この仮想マシンへの同時接続数を制限]のチェックを外す。


もしくは、仮想マシンのパラメタにエントリーを加える。
※vSphere Client経由でも可能


1.仮想マシンを停止する。


2.仮想マシンを右クリックして、[設定の編集]を選択。


3.[オプション]タブをクリック。[詳細]の中の[全般]をクリック。


4.[構成パラメータ]をクリック。


5.[RemoteDisplay.maxConnections]を探す。
  もし、エントリがある場合は、「1」以上の値を入れる。
  ない場合は、[行の追加]をクリックして、
  [RemoteDisplay.maxConnections]の行を追加。
  適切な値を入れる。
  ※値は、「1」以上でなければならない。



UDP packets are dropped from Linux systems using the VMXNET3 Network Adapter

http://kb.vmware.com/kb/2019944
ESXi 5.0上のリナックスのゲストOSでvmxnet3アダプターを利用すると、40バイト以下の、
UDPパケットをドロップしてしまう。

[解決策]
vmxnet3の代わりに、E1000のアダプターを利用すること。

vCenter Server tasks or operations fail with the error: Overlapping Link regions

vCenter Serverのタスクや操作が失敗する。
その際、以下のエラーが表示される。
Overlapping Link regions

[原因]
この問題は、vCenterがサーバが、DRSの移行の推奨を発した時に発生する。
DRSの移行の推奨は、ホストのワークロードの変更にあった時(仮想マシンのシャットダウンやマイグレーション等)や、ホストがメンテナンスモードに変更になった場合に発生する。
この問題は、ESXiのホスト名が他のESXiのホスト名の一部であった場合、
もしくは仮想マシン名の一部であった場合に発生する。
例えば、移行元のESXiホスト名は、仮想マシン名の一部であったり、
移行先のESXiのホスト名が仮想マシン名もしくは移行元ESXiのホスト名の一部である場合がある。

※substringsの和訳が難しい。Weblioでは以下の様に説明している。

substring (複数形 substrings)
  1. (computing) A (possibly zero-length) string of characters that is contained in another string.
    "Hell" is a substring of "Hello".

[解決策]
VMwareはこれは問題だと認識していて、解決するために動いている。
今のワークアラウンドはDRSを無効にすること。
DRSを無効にすると、すべてのリソースプールが消えるので注意すること。

Virtual machine cloning or deployment operations between ESXi hosts do not make full use of available network bandwidth

・コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されているデータストアの
どちらか一方にアクセス出来ないESXiホストの間で、
仮想マシンのクローニングやデプロイをする時に、とても時間がかかる。
・仮想マシンのクローニングやデプロイが、使用可能なネットワーク帯域の
一部分しか利用していない。
・ESXホスト間での仮想マシンのクローニングやデプロイでは、
ネットワーク帯域をもっと使ってくれる。
・コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されているデータストアの
どちらにもアクセス可能なESXiホストの間で、仮想マシンのクローニングや
デプロイをする時は、早い。

[原因]
コピー先のESXiホストとコピー先のESXiホストで共有されていない
データストアを利用して、仮想マシンのクローニングやデプロイをする時は、
仮想マシンのファイルをコピーするのに、NFC(Network File Copy)を利用する。

コピー先のESXiホストとコピー先のESXiホストで共有されている
データストアを利用して、仮想マシンのクローニングやデプロイをする時は、
仮想マシンのファイルをコピーするのに、ESXi Data Moverを利用する。
ESXiの場合はNFCよりもData Moverの方が効率的にコピーを
実施してくれる可能性が高い。

[解決方法]
これは、既知の問題。
ワークアラウンドとしては、コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されるデータストアに、
コピー元とコピー先のESXiホストがアクセス出来るようにする。

After upgrading from ESX 4.x to ESXi 5.0, NAS/NFS datastores with a space in their name fail to mount

ESX 4.xからESXi 5.0にアップグレードした場合、
NFSのデータストア名にスペースが含まれていると
、データストアにマウントできず、
仮想マシンはパワーオンできなくなる。

[解決方法]
VMwareはこれを問題だとして認識している。
ESXi 4.xからESXi 5.0にアップグレードする時は、この問題は起きない。
ワークアラウンドとしては、NFSを再度マウントして仮想マシンを再登録する。
NFSのデータストア名からスペースを抜かす。

Poor mouse performance on Windows 2008 R2 virtual machine or a Windows 7 virtual machine

Windows 2008とWindows 7の仮想マシンで、マウスの動きが遅い。

[解決方法]
仮想ハードウェアが7もしくは8以上の場合は、wddm video driverを利用すること。

ESXi 5.0 hosts are marked as Not Responding 60 seconds after being added to vCenter Server

ESXi 5.0をvCenterに追加すると、正常に追加されるが、約60秒後にNot Respondingのステータスになる。
ESXiのファイアーウォールをOFFにすると、vCenterに接続される。
ESXi 3.x、4.xでは同じ問題は起きない。
※ESXi 3.x、4.xではファイアーウォールがない。

[原因]
ESXiホストは、UDPのハートビート用のパケットをvCenterに送信する。このパケット
のポート番号は、デフォルトでは、902番を使う。
ESXiのファイアーウォールでは、vCenterからのハートビートを受け取るルールがある。
もしvCenterがデフォルト以外のポート番号宛てに送った場合、
ESXiのファイアーウォールでブロックされる。

[解決方法]
2つの解決方法がある。
1.ESXiのファイアーウォールを変更して、デフォルト以外のポート番号を受け入れる。
2.vCenterの設定でデフォルトのポート番号の902に戻す。


VMware vCenter Server

Custom JVM memory settings are lost after upgrading to vCenter Server 4.1

vCenter Serverを4.1にアップグレードすると、JVM memory設定が上書きされる。
アップグレードする時に、JVM memoryのサイズを設定する画面が表示される。
※選択出来るサイズは3つ。
ここで設定できる以外の値を設定していた場合、ここで選択された値に上書きされてしまう。

[解決方法]
vCenter上で、tomcatの設定画面を表示して、再設定。
vCenter ServerとManagement WebServicesを再起動。

When deploying from template the clone fails at 97% with the error: Invalid configuration for device '0'

仮想マシンをテンプレートからデプロイした時に、97%の所で、以下のエラーで終了する。
Invalid configuration for device '0'」

この現象は、デプロイのウィザードの最後で、「仮想ハードウェアの編集」をチェックして、
仮想ディスクをRDMに付け替える設定をすると発生する。

注)テンプレートのCD-ROMにisoが接続している場合は、
以下のKBの問題で失敗している可能性がある。


[原因]
デプロイのウィザードにも書いてあるとおり、[仮想ハードウェアの編集]は試験的サポートなので、
問題が発生する場合がある。

[解決方法]
仮想マシンをデプロイしてから、vmkfstoolsを使用して、仮想ディスクをRDMに変換する。
詳細は、KBで確認。

Clicking the Storage View tab in vCenter Server reports the error: Column hostEntityId not found


Storage Viewタブを開くと、エラーが発生する。
sms.logには、「Column hostEntityId not found」と表示されている。

[原因]
英語版以外の環境で、vCenterとvCenterのDBを稼働している時に発生する。

[解決方法]
Tomcatの言語設定を「en_US」に変更する。
それでも解決しない場合は、
vCenterのOSの言語設定を「United States」に変更する。


ESXi hosts connected to vCenter Server using NAT disconnect after 30 to 60 seconds


http://kb.vmware.com/kb/2019865
vCenter Server 5.0にESXiホストを接続して、約30~60秒後に、ホストが切断される。

Note:ISPやネットワークの環境によって、ESXiからvCenterへの接続にNATを使用
しなければならない場合があるかもしれない。
しかしながらNATの設定が正しくても、ESXiとの接続が約30~60秒後に切断されるかもしれない。

[解決方法]
ESX/ESXiとvCenter間でNATを使用することは、サポートされていない。
vCenterサーバはUDPの902番ポートを、ハートビート用に使っている。
このポートが開いていたとしても、Windows 2008のファイアーウォールが、エッジトラバーサルを
ブロックしていたら、ESXiホストは接続出来ないかもしれない。
Windowsファイアーウォールの「VMware vCenter Server - Host heartbeat」のルールで、
で、「エッジトラバーサルを許可する」を選択する。

Understanding vApp power operations

・vAppの[開始順序]の[シャットダウンアクション]の中で「シャットダウン」を設定しても
vAppを右クリックしてシャットダウンを選択すると、各仮想マシンは、
パワーオフされる。
・vAppを右クリックしてパワーオフを選択すると、各仮想マシンはきちんとシャットダウンされる。

バグです。


Adding an ESX/ESXi host to vCenter Server fails with the vpxa backtrace error: Received unexpected error from property collector: at line number 7, not well-formed (invalid token)

ESX/ESXiホストを、vCenterに追加するのが失敗する。
vpxa.logには、以下のようなログが表示されている。
Received unexpected error from property collector: at line number 7, not well-formed (invalid token)

ESX/ESXiホストに接続しているハードウェアコンポーネントが壊れていて、
おかしな文字列をレポートしているのが原因。
vpxaのプロセスが途中で止まった場合は、「esxcfg-info」コマンドで変な文字列がないかチェックしてみること。
※KBに書いてある「esxcfg-info -l」はエラーで帰ってくる。

Performance data does not get collected for one or more hosts in vCenter Server 5.x

・パフォーマンスのグラフがきちんと表示されるが、いくつかのホストのデータの一部分が、
表示されない。
・リアルタイムのパフォーマンスデータは表示されている。
・一つかそれ以上のホストで、同じ日時でデータの収集が止まっている。
・vpxa.logには、以下のようなログが表示されている。
[09160 error 'Default' opID=SWI-f62ada57] [VpxdMoHost::ProcessPerfResults] Not collecting stats this time on host host-4870 because sample list is empty
・stats.logには、以下のようなログが表示されている。
[2012-03-20 12:41:20,822 http-8443-2 ERROR com.vmware.vim.stats.webui.chart.StatsChartServlet] Unable to generate performance chart image. Details: Error while drawing chart report.

[解決方法]
VMware社はこれが問題だと認識している。
今後のリリースで修正される予定だが、今のところワークアラウンドはない。


VMware vCenter Site Recovery Manager 

Upgrade vSphere Replication appliances in Site Recovery Manager 5.0

SRMのvSphere Replicatons用の仮想アプライアンス(VRMS、VRS)のアップグレード方法。

まずSRM自身をアップグレードすること。
仮想アプライアンス自体のアップグレードは、
・Update Manager
・Virtual Appliance Management Infrastructure (VAMI)
・CD-ROMもしくはISO
の3つの方法がある。

VMware vCenter Update Manager

・Update Managerの4.1もしくは5.0にオフラインバンドルをインポート出来ない。
・その時以下の様なエラーが出る。
Failed to login. Error was: Authentication failed, not a valid user

[原因]
"&"やその他の特別な文字列が、vSphere Clientでログインする名前に利用されている場合に起きる。

[解決方法]
VMware社はこれを問題だと認識している。
ワークアラウンドは、"&"やその他の特別な文字列が使われないユーザ名でログインすること。
















2012年5月11日金曜日

VMware環境のNLB

ESX(i)上で、NLB(Network Load Balancing)を組む時の注意。

ESX(i)上で、NLBを組む場合はmulticast modeがVMware社の推奨。
unicast modeでもNLBを組むことは可能だが、その場合は以下の制限がある。

・NLBに参加しているサーバは、同じESXホスト内に配置しないといけない。
・NLBに参加しているサーバは、ある一つのポートグループに集約されていないといけない。
・VMotionはサポート外。(NLBに参加しているサーバすべてが、同じESX(i)に移動すればOK。)
・PortgroupのForged Transmitはacceptにする。
・PortgroupのNotify SwitchesはNoにする。


参考情報:
http://kb.vmware.com/kb/1006778
http://kb.vmware.com/kb/1006558
http://kb.vmware.com/kb/1006580
http://kb.vmware.com/kb/1556


2012年5月9日水曜日

New Articles Published for Week Ending 5/5/12

VMware ESX


Failover mode changes from 4 to 1 automatically with EMC storage arrays on ESX/ESXi 4.x

http://kb.vmware.com/kb/2018802
VNX等のEMCのストレージを利用していると、以下の不具合が発生する。
・フェイルオーバモードが、4(ALUA)から1(Active/Passive)に変更される。
・ESX(i)がストレージへアクセスできなくなる。
・ALUA SATPのストレージを、ESX(i)が認識できない。

以下の中の1つの状況の場合、発生する。
・LUN IDが0のデータLUNが存在しない。
・LUN IDが0のデータLUNとmanagement/LUNZがESX(i)に公開されている。

解決策
ESX(i)は、management/LUNZのLUNを認識して、LUN IDが0のデータLUNを認識した時は、
ストレージのrescanを2回行う必要がある。
最初のrescanでmanagement/LUNZのLUNをESX(i)は、関係ないものと認識し、
次のrescanでLUN IDが0のデータLUNを認識する。

これは、known isssueで、EMC Primus IDのemc292282で公開されている。
EMCの修正待ちか。

EMC CX and VNX Firmware and ESX requirements for vStorage APIs for Array Integration (VAAI) support 

http://kb.vmware.com/kb/2008822
EMCのCX、VNXのファームウェアバージョンとVAAIのサポート情報。
ESXi 5.0がCXに接続する場合は、VAAIの機能を無効にした方が良い。
VAAIを無効にする方法は、以下のKBに掲載
http://kb.vmware.com/kb/1033665

VMware vCenter Server

vCenter 4.1 and 5.0 Update Manager check new notifications task continually fails

http://kb.vmware.com/kb/2008266
vCenter 4.1もしくは5.0に接続した時に、「Check notifications」のタスクが最近のタスク画面に、
複数表示され、ステータスコラムにはエラーのメッセージが表示されている。

原因は、vSphere Clientにupdate Manager plug-inがインストールされていない人が、
ログインした場合に出力されるメッセージらしい。

Logging in to vCenter Server in linked mode using the vSphere Web Client fails with the error: Unable to connect to vCenter Inventory Service on xxxxxxxx

http://kb.vmware.com/kb/2019346
linked modeのvCenterにvSphere Web Clientでログインすることが出来ない。

原因
VMware VirtulCenter Server  ServiceとvCenter Inventory Serviceを開始するWindowsアカウントが違う場合に発生する。

解決策
以下のサービスが全て同じWindowsアカウントで開始していることを確認。
VMware VirtualCenter Server service
VMware VirtualCenter Management Webservices service
VMware vSphere Profile-Driven Storage service
vCenter Inventory service
linked modeの場合は、全てのvCenterで同じWindowsアカウントで開始していることを確認すること。(※ Domainアカウントじゃないといけないのか?)

Cannot umount the datastore after migrating the virtual machines

Version: vCenter Server 5.0

http://kb.vmware.com/kb/2019728
全ての仮想マシンを他のデータストアに移動したのに、データストアをumount出来ない。

原因
仮想マシンが他のデータストアに移動する前に、スナップショットを取っていた場合、
発生する。

解決策
他のデータストアに移動した仮想マシンのスナップショットを削除すること。
スナップショットの詳しい情報は、以下を参照
http://kb.vmware.com/kb/2003638

Installing VMware Tools on Solaris 10 fails

Version: vCenter Server 4.0, 4.1, 5.0

http://kb.vmware.com/kb/2019932
Solaris 10の仮想マシンにVMware Toolsをインストールできない。

原因
Solaris 10のLD_LIBRARY_PATHの変数の問題

解決策
LD_LIBRARY_PATHから「/usr/lib」を削除して、以下のパッチを適用すること。
http://wesunsolve.net/patch/id/113986-30

Collecting the vSphere Replication VRMS and VR server logs manually

Version: vCenter Site Recovery Manager 5.x

http://kb.vmware.com/kb/2013091
VRMSとVRSサーバで、ログを手動で取る場合の手法。
Site Recovery ManagerのDiagnostic情報を取る場合は、以下を参照
http://kb.vmware.com/kb/1009253

2012年5月8日火曜日

New Articles Published for Week Ending 4/28/12

VMware Data Recovery


Backing up a virtual machine with VMware Data Recovery 2.0 fails with the error: Error -1115 (Disk Full)

http://kb.vmware.com/kb/2013766

VDR 2.0は、かなり保守的にディスクサイズの容量を見積もるので、ディスクに十分な容量が
あるように見えても、「Disk Full」で、エラーになる可能性がある。
また、VDRのrootパーティションに、1GBの余りがない場合もこのエラーが出る場合がある。
以下参照。
http://kb.vmware.com/kb/2014251
回避方法は、必要のないrestore pointを消すか、dedupe storeを追加すること。

VMware ESX

Taking a snapshot of a virtual machine after a Storage vMotion on an ESX/ESXi 4.1 or 5.0 host fails


を実施した後に、Windows 2008もしくはWindows 2008 R2の仮想マシンをStorage vMotionで
移動した後、仮想マシンのスナップショットが取れなくなる現象が発生する。
※「メモリのスナップショット」と「ファイルシステムの静止」の両方にチェックを入れた場合は、
スナップショットが取れる。「ファイルシステムの静止」だけを選択した場合は失敗する。
また、Powershellで、仮想マシンのディスクのプロパティを見ると、ブランクになっている。

説明をよく読むと、以下の3つの条件が重なった場合に発生するそう。
①Windows 2008もしくはWindows 2008 R2の仮想マシンを、ESX/ESXi 4.1 Update 1より前の
バージョンで作成。
②その仮想マシンをStorage vMotionする。
③その仮想マシンのStorage vMotion後に再起動を一度も実施しない。

原因はVMwareが調査中。
ワークアラウンドは、あまり意味がないような気がします。
ESX/ESXi 4.1 Update 1以降にUpgradeした後、一度仮想マシンをStorage vMotionして再起動
した方が良いような気がします。

Removing a snapshot causes virtual machine to lose network connectivity

VMware ESX 4.1.xとVMware vShield Endpoint 1.0.xの環境だと、
仮想マシンのスナップショットを削除する時に、仮想マシンが応答しなくなり、
最大5分間のネットワークへの接続がなくなる。

vShield 4.1 Update 2. を使えば直るらしい。

Virtual machine imported from VMware Workstation or GSX Server fails to start after deleting a snapshot

WorkstationやGSX Serverからインポートした仮想マシンのスナップショットを削除すると、
仮想マシンが動かなくなるらしい。
意味が良くわかりませんが。
対処方法としては、vmkfstoos -i コマンドでvmdkファイルをmonolithicからVMFSタイプに
変更すれば良いらしい。


VMware ESXi


When powering on virtual machines, the vSphere Web Client reports the error: Permission to perform this operation was denied

vSphere Web Clientで、仮想マシンをPower Onすると、エラーが出るが、
Power Onは正常に出来ている。
対処方法は、エラーを無視すること。
現在、VMwareが対処中。

/var/log/wtmp grows rapidly and fills the ramdisk of the ESXi host

/var/log/wtmpに多くの書き込みが発生し、root ramdiskを使い果たしてしまう。
対処方法は、/var/log/wtmpを一度消して再作成。
現在、VMwareが対処中。
 

HA/FDM fails intermittently with the error: Listening connection dead 

Nessus Security Scanのようなツールを使ってネットワークをスキャンすると、
FDM/HAのプロセスが断続的に落ちる。
原因はFDMエージェントの不具合。
vCenter Server 5.0 Update1を利用すれば問題を回避できる。

Enabling SSH for non-root users in ESXi 4.x

ESXi 4.0,4.1に対して、rootユーザ以外がssh接続する方法。

A physical NIC may be brought down due to frequent link status flapping

ESXi 5.0からlink statusが不安定な場合、物理NIC自体を無効にする場合があるそう。

Creating a host profile fails with the error: The request failed because the remote server 'x.x.x.x' took too long to respond

vCenterでLinked Modeを利用している場合、Secondary vCenterでhost profileが作成できない
ことがある。
ワークアラウンドとしては、以下の点をチェック。※Secondaryに限らない点もありますが。
①vCenterのfirewallでポートが閉じられていないか。
②vCenterのデータベースが乗っているサーバのネットワークのリンクが1Gbpsになっているか。
③対象のESXiがLockdown modeになっているか。Lockdown modeからhost profileは作成できないらしい。
④対象のESXiのマネージメントエージェントを再起動

Restarting the virtual machine results in a black screen

Windowsのdomain Policyで、デバイスのhot addを禁止している環境で、
仮想マシンにハードディスク等を新規で接続して再起動すると、
vSphere Clientやremote desktopで仮想マシンにアクセスしても黒い画面が、出るだけになる。
ワークアラウンドとしては、仮想マシンのhot addの機能を無効にすること。
以下を参照。

Low virtual network I/O performance with Intel 1Gbps NIC using igb driver

igbドライバを利用してしているIntelの1GbpsのNICの場合、interrupt throttling rateの設定の為、
パフォーマンスが出ない場合がある。
igbドライバのデフォルトのinterrupt throttling rateは、3(dynamic conservative)。
パフォーマンスが不十分の場合は、ほとんどの場合、1(dynamic)に変更すると、パフォーマンスが
改善される。
ただし、1でも改善しない場合は、staticに設定すると、パフォーマンスが改善するかもしれない。

staticを3000以下で設定した場合、システムの稼働が低減しCPUの利用率が低くなるが、
パケットのスループットが遅くなる場合がある。
staticを8000にすると、ほとんどのネットワークのケースで、良いパフォーマンスが出ることが
分かっているが、小さいパケットの場合、パフォーマンスと待ち時間は良くない。

interrupt throttling rateを設定する場合は、
小さいパケットが存在しているか、待ち時間を出来るだけ低くしたいかを検討すること。
って、そんなことイチイチ測ってられないよ。

VMware vCenter Server


After upgrading to vCenter Server 5.0 Update 1, the Performance tab reports the message: Report application initialization is not completed successfully.

vCenter Server 5.0 Update1にアップグレードした後、パフォーマンスタブ、ストレージビュータブ、
マップタブでエラーが出て、きちんと表示がされない。

もしVirtual Center Management Web ServicesがADのドメインアカウントで動かしていた場合、
アップグレードの後に、Local Systemアカウントに変わっているかもしれない。

原因は、VMware VirtualCenter ServerとVMware VirtualCenter Management Webservices servicesは、同じドメインアカウントで稼働させることを想定していないため。
アカウントが変更されたため、VMware VirtualCenter Management Webservices servicesは稼働は
するが、きちんと動いていない。

ワークアラウンドは、VMware VirtualCenter Management Webservices servicesのアカウントを
元のドメインアカウントに戻すこと。