VMware ESX
CentOS and Red Hat 5.5 kernel panic on boot after install on AMD Opteron 6000-series based ESX/ESXi hosts
AMD Opteron 6000-seriesのCPUのESX/ESXiホストに、CentOSまたはRed hat LinuxのゲストOSをインストールすると、ゲストOSでカーネルパニックが発生する。
これは、VMwareの問題ではない。
詳細な情報は、Red hatのページを参照
37935.
The esxupdate query command does not list the correct bulletins after performing an update
http://kb.vmware.com/kb/2002854
esxupdateコマンドでアップグレードしようとすると、既にそbulletinsはインストールされていると表示される。ただし、bulletinsは実際には適用されていて、vmware -vコマンドでは、build番号は上がっている。esxupdate queryコマンドでは、適用されているbulletinsがきちんと表示されない。
[原因]
ESXのサービスコンソールのディスク容量がないために発生。
[解決方法]
今後は、十分な容量があることを確認すること。
全てのbulletinsがきちんとインストールされているけど、esxupdate queryコマンドの表示がおかしい場合は、
以下の方法を実施。
1.以下のファイルをcpコマンドでバックアップ
/etc/vmware/esxupdate/bulletins.zip
/etc/vmware/esxupdate/vibs.xml
2.以下のコマンドで、vib.xmlを再作成
esxupdate syncdb
3.bulletins.zipファイルを作成するために、以下のコマンドを実行
esxupdate --bundle=/var/tmp//esx4.0-4.1u1/upgrade-from-esx4.0-to-4.1-update01-348481.zip update
※アップグレードのファイルは各環境で違うかも
4.esxupdate queryコマンドで確認
5. 1で作成したバックアップファイルを削除
Starting the ESXi host fails at the SYSLINUX prompt
http://kb.vmware.com/kb/2017755
ESXiが起動しない。
SYSLINUXプロンプトが表示しようとするところで、落ちる。
以下のエラーがでる。
「SYSLINUX 3.86 EBIOS」
[解決方法]
これはブートプロセスの間に、スタックキー(stuck key)が押されると発生する。
起動中に[Shift]+[Alt]キーを押したり、[Caps Lock]や[Scroll Lock]が有効だったりすると、
SYSLINUXのプロンプトで停止する。
これは仕様ではあるが、キーボードやマウスに問題がある時に発生する場合がある。
[回避方法]
止まっている画面で、[Enter]キーを押す。
VMware ESXi
Adding autodeployed ESX 5.0 hosts running on Cisco UCS to vCenter Server fail with the error: com.vmware.vim.vc.license.error.licenseExpired
http://kb.vmware.com/kb/2012607
Cisco UCS上にauto deployしたESXiをvCenterに追加できない。
タスク&イヴェントには、以下のエラーが表示される。
License not available to perform the operation.
[原因]
Cisco UCSサーバに設定されている誤った日付が原因。
[解決方法]
以下のコマンドを使ってESXiの時刻を確認する。
# date
# hwclock
もし時刻が狂っていたら、修正してvCenter Serverのインヴェントリに追加する。
Opening a console to a virtual machine fails with the error: Unable to connect to the MKS: Console access to the virtual machine cannot be granted since the connection limit of 0 has been reached
http://kb.vmware.com/kb/2015407
仮想マシンのコンソールを開くと、黒いコンソール画面が表示され、以下のメッセージがコンソール画面の上の方に表示される。
「Unable to connect to the MKS: Console access to the virtual machine cannot be granted since the connection limit of 0 has been reached.」
[原因]
vSphere web Clientで設定した、同時コンソール接続数のリミットに引っかかっている。
[解決方法]
1.vSphere web Clientにアクセスする。
https://vcenter_server_name:9443/vsphere-client
2.対象の仮想マシンを選択して、[構成]→[設定の編集]をクリック
3.[仮想マシン オプション]をクリック
4.[VMwareリモートコンソールのオプション]を選択し、[この仮想マシンへの同時接続数を制限]のチェックを外す。
もしくは、仮想マシンのパラメタにエントリーを加える。
※vSphere Client経由でも可能
1.仮想マシンを停止する。
2.仮想マシンを右クリックして、[設定の編集]を選択。
3.[オプション]タブをクリック。[詳細]の中の[全般]をクリック。
4.[構成パラメータ]をクリック。
5.[RemoteDisplay.maxConnections]を探す。
もし、エントリがある場合は、「1」以上の値を入れる。
ない場合は、[行の追加]をクリックして、
[RemoteDisplay.maxConnections]の行を追加。
適切な値を入れる。
※値は、「1」以上でなければならない。
UDP packets are dropped from Linux systems using the VMXNET3 Network Adapter
http://kb.vmware.com/kb/2019944
ESXi 5.0上のリナックスのゲストOSでvmxnet3アダプターを利用すると、40バイト以下の、
UDPパケットをドロップしてしまう。
[解決策]
vmxnet3の代わりに、E1000のアダプターを利用すること。
vCenter Server tasks or operations fail with the error: Overlapping Link regions
vCenter Serverのタスクや操作が失敗する。
その際、以下のエラーが表示される。
「Overlapping Link regions」
[原因]
この問題は、vCenterがサーバが、DRSの移行の推奨を発した時に発生する。
DRSの移行の推奨は、ホストのワークロードの変更にあった時(仮想マシンのシャットダウンやマイグレーション等)や、ホストがメンテナンスモードに変更になった場合に発生する。
この問題は、ESXiのホスト名が他のESXiのホスト名の一部であった場合、
もしくは仮想マシン名の一部であった場合に発生する。
例えば、移行元のESXiホスト名は、仮想マシン名の一部であったり、
移行先のESXiのホスト名が仮想マシン名もしくは移行元ESXiのホスト名の一部である場合がある。
※substringsの和訳が難しい。Weblioでは以下の様に説明している。
substring (複数形 substrings)
- (computing) A (possibly zero-length) string of characters
that is contained in another
string.
- "Hell" is a substring of "Hello".
[解決策]
VMwareはこれは問題だと認識していて、解決するために動いている。
今のワークアラウンドはDRSを無効にすること。
DRSを無効にすると、すべてのリソースプールが消えるので注意すること。
Virtual machine cloning or deployment operations between ESXi hosts do not make full use of available network bandwidth
・コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されているデータストアの
どちらか一方にアクセス出来ないESXiホストの間で、
仮想マシンのクローニングやデプロイをする時に、とても時間がかかる。
・仮想マシンのクローニングやデプロイが、使用可能なネットワーク帯域の
一部分しか利用していない。
・ESXホスト間での仮想マシンのクローニングやデプロイでは、
ネットワーク帯域をもっと使ってくれる。
・コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されているデータストアの
どちらにもアクセス可能なESXiホストの間で、仮想マシンのクローニングや
デプロイをする時は、早い。
[原因]
コピー先のESXiホストとコピー先のESXiホストで共有されていない
データストアを利用して、仮想マシンのクローニングやデプロイをする時は、
仮想マシンのファイルをコピーするのに、NFC(Network File Copy)を利用する。
コピー先のESXiホストとコピー先のESXiホストで共有されている
データストアを利用して、仮想マシンのクローニングやデプロイをする時は、
仮想マシンのファイルをコピーするのに、ESXi Data Moverを利用する。
ESXiの場合はNFCよりもData Moverの方が効率的にコピーを
実施してくれる可能性が高い。
[解決方法]
これは、既知の問題。
ワークアラウンドとしては、コピー元とコピー先の仮想マシンが配置されるデータストアに、
コピー元とコピー先のESXiホストがアクセス出来るようにする。
After upgrading from ESX 4.x to ESXi 5.0, NAS/NFS datastores with a space in their name fail to mount
ESX 4.xからESXi 5.0にアップグレードした場合、
NFSのデータストア名にスペースが含まれていると
、データストアにマウントできず、
仮想マシンはパワーオンできなくなる。
[解決方法]
VMwareはこれを問題だとして認識している。
ESXi 4.xからESXi 5.0にアップグレードする時は、この問題は起きない。
ワークアラウンドとしては、NFSを再度マウントして仮想マシンを再登録する。
NFSのデータストア名からスペースを抜かす。
Poor mouse performance on Windows 2008 R2 virtual machine or a Windows 7 virtual machine
Windows 2008とWindows 7の仮想マシンで、マウスの動きが遅い。
[解決方法]
仮想ハードウェアが7もしくは8以上の場合は、wddm video driverを利用すること。
ESXi 5.0 hosts are marked as Not Responding 60 seconds after being added to vCenter Server
ESXi 5.0をvCenterに追加すると、正常に追加されるが、約60秒後にNot Respondingのステータスになる。
ESXiのファイアーウォールをOFFにすると、vCenterに接続される。
ESXi 3.x、4.xでは同じ問題は起きない。
※ESXi 3.x、4.xではファイアーウォールがない。
[原因]
ESXiホストは、UDPのハートビート用のパケットをvCenterに送信する。このパケット
のポート番号は、デフォルトでは、902番を使う。
ESXiのファイアーウォールでは、vCenterからのハートビートを受け取るルールがある。
もしvCenterがデフォルト以外のポート番号宛てに送った場合、
ESXiのファイアーウォールでブロックされる。
[解決方法]
2つの解決方法がある。
1.ESXiのファイアーウォールを変更して、デフォルト以外のポート番号を受け入れる。
2.vCenterの設定でデフォルトのポート番号の902に戻す。
VMware vCenter Server
Custom JVM memory settings are lost after upgrading to vCenter Server 4.1
vCenter Serverを4.1にアップグレードすると、JVM memory設定が上書きされる。
アップグレードする時に、JVM memoryのサイズを設定する画面が表示される。
※選択出来るサイズは3つ。
ここで設定できる以外の値を設定していた場合、ここで選択された値に上書きされてしまう。
[解決方法]
vCenter上で、tomcatの設定画面を表示して、再設定。
vCenter ServerとManagement WebServicesを再起動。
When deploying from template the clone fails at 97% with the error: Invalid configuration for device '0'
仮想マシンをテンプレートからデプロイした時に、97%の所で、以下のエラーで終了する。
「
Invalid configuration for device '0'」
この現象は、デプロイのウィザードの最後で、「仮想ハードウェアの編集」をチェックして、
仮想ディスクをRDMに付け替える設定をすると発生する。
注)テンプレートのCD-ROMにisoが接続している場合は、
以下のKBの問題で失敗している可能性がある。
[原因]
デプロイのウィザードにも書いてあるとおり、[仮想ハードウェアの編集]は試験的サポートなので、
問題が発生する場合がある。
[解決方法]
仮想マシンをデプロイしてから、vmkfstoolsを使用して、仮想ディスクをRDMに変換する。
詳細は、KBで確認。
Clicking the Storage View tab in vCenter Server reports the error: Column hostEntityId not found
Storage Viewタブを開くと、エラーが発生する。
sms.logには、「
Column hostEntityId not found」と表示されている。
[原因]
英語版以外の環境で、vCenterとvCenterのDBを稼働している時に発生する。
[解決方法]
Tomcatの言語設定を「en_US」に変更する。
それでも解決しない場合は、
vCenterのOSの言語設定を「United States」に変更する。
ESXi hosts connected to vCenter Server using NAT disconnect after 30 to 60 seconds
http://kb.vmware.com/kb/2019865
vCenter Server 5.0にESXiホストを接続して、約30~60秒後に、ホストが切断される。
Note:ISPやネットワークの環境によって、ESXiからvCenterへの接続にNATを使用
しなければならない場合があるかもしれない。
しかしながらNATの設定が正しくても、ESXiとの接続が約30~60秒後に切断されるかもしれない。
[解決方法]
ESX/ESXiとvCenter間でNATを使用することは、サポートされていない。
vCenterサーバはUDPの902番ポートを、ハートビート用に使っている。
このポートが開いていたとしても、Windows 2008のファイアーウォールが、エッジトラバーサルを
ブロックしていたら、ESXiホストは接続出来ないかもしれない。
Windowsファイアーウォールの「VMware vCenter Server - Host heartbeat」のルールで、
で、「エッジトラバーサルを許可する」を選択する。
Understanding vApp power operations
・vAppの[開始順序]の[シャットダウンアクション]の中で「シャットダウン」を設定しても
vAppを右クリックしてシャットダウンを選択すると、各仮想マシンは、
パワーオフされる。
・vAppを右クリックしてパワーオフを選択すると、各仮想マシンはきちんとシャットダウンされる。
バグです。
ESX/ESXiホストを、vCenterに追加するのが失敗する。
vpxa.logには、以下のようなログが表示されている。
「Received unexpected error from property collector: at line number 7, not well-formed (invalid token)」
ESX/ESXiホストに接続しているハードウェアコンポーネントが壊れていて、
おかしな文字列をレポートしているのが原因。
vpxaのプロセスが途中で止まった場合は、「esxcfg-info」コマンドで変な文字列がないかチェックしてみること。
※KBに書いてある「esxcfg-info -l」はエラーで帰ってくる。
Performance data does not get collected for one or more hosts in vCenter Server 5.x
・パフォーマンスのグラフがきちんと表示されるが、いくつかのホストのデータの一部分が、
表示されない。
・リアルタイムのパフォーマンスデータは表示されている。
・一つかそれ以上のホストで、同じ日時でデータの収集が止まっている。
・vpxa.logには、以下のようなログが表示されている。
「[09160 error 'Default' opID=SWI-f62ada57] [VpxdMoHost::ProcessPerfResults] Not collecting stats this time on host host-4870 because sample list is empty」
・stats.logには、以下のようなログが表示されている。
「[2012-03-20 12:41:20,822 http-8443-2 ERROR com.vmware.vim.stats.webui.chart.StatsChartServlet] Unable to generate performance chart image. Details: Error while drawing chart report.」
[解決方法]
VMware社はこれが問題だと認識している。
今後のリリースで修正される予定だが、今のところワークアラウンドはない。
VMware vCenter Site Recovery Manager